こんにちは。もりょーです。

私が使用しているMacBook Air (11-inch, Early 2015)をCatalinaからMojaveにダウングレードした結果、電池持ちが2倍になりました。

それだけでこの話は終了なのですが(;・ω・)笑 せっかくなので詳細を書いてみます。
同じ悩みを抱えている人の助けになればと思います。

Catalinaへのアップデートは要注意

何が要注意かと言うと、以下のような仕様と報告があるためです。

  • 32bitアプリが使えなくなる
  • 機種によっては電池(バッテリー)の消耗が早いとの報告がある

もちろんCatalinaにすることでiPadをディスプレイ代わりに使えるようになるSidecarとか、iOSアプリをMacアプリとして開発しやすくなるとか、セキュリティ面での向上もあるのでメリットもいっぱいあります。

私の場合はAdobeのサブスクに入りたくないがためにパッケージ版のCS6を使っていたのですが、何も考えずにCatalinaにアップデートしたら古いAdobe製品が使えなくなってしまったという状況に。

そして何より困ったのは、Catalinaアップデート後の電池の減り具合。
Mojave→Catalinaに変更した直後から以前より明らかに電池の減りが早いのを感じました。

ネットでCatalinaのレビューを見てみても、「Catalinaにアップデートしたら電池の減りが早くなった」 「電池の減りが早いのは最初だけですぐ直る」などの話もあるも、半年間ほどCatalinaを使ってみましたが私のMacbookAirの電池持ちは一向に悪い状況でした。

CatalinaとMojaveの電池持ち時間の比較結果

以下はMacBook Air (11-inch, Early 2015)の電池持ちの比較結果です。
電池(バッテリー)を100%まで充電した後に、充電器を外してからのざっくりとした駆動時間です。

Catalina → 約2時間
Mojave  → 約4時間

約2倍の違いでした。そりゃ2倍も違ければ体感的にも電池の減りが早いと感じるわけですよ…

ただ補足しておきたいのは、Macbookの機種によって結果は異なるかもしれないのでご注意を。
私のMacbookAirの機種がCatalinaと相性が悪い機種だった可能性もあります。何せ2015年製造の機種ですから。

CatalinaからMojaveのダウングレードは慎重に

電池持ちが改善するならCatalinaからMojaveに変えよう!と考える人もいるかと思いますが、ダウングレードはデータが消える。PCが起動しなくなるなどのリスクがあるので十分に注意して行ってください。当記事ではダウングレードの方法を詳しくご紹介しないので、他のサイトなどを参考にした上で十分に注意して行ってください。

ざっくりですが私が行った手順をお伝えすると以下の通りです。

  1. 外部HDDにデータのバックアップを作成
  2. Mojaveインストーラーをダウンロード
  3. Mojaveのインストール用のUSBを作成
  4. ディスクユーティリティでHDDを初期化
  5. USBを差してMojaveをインストール
  6. 外部HDDのバックアップからデータを移行

補足として、1のバックアップはMacのアプリのTimeMachineを使ったバックアップではありません。データを他の外付けHDDに移しているだけです。
TimeMachineはOS込みの緊急用のバックアップなので、ダウングレードや塵に積もったゴミファイルを削除したいときは使いません。

3の工程はMacのターミナルを使用するので難易度は高めです。Apple公式に方法が解説されているのですが、不安ならダウングレードは止めておいた方が良いと思います。

macOS の起動可能なインストーラを作成する方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT201372

CatalinaからMojaveへのダウングレード中の画像
Catalina→Mojaveのダウングレードその1
Catalina→Mojaveのダウングレードその2
Catalina→Mojaveのダウングレードその3
Catalina→Mojaveのダウングレードその4

こちらの画像の2枚目は、初期化後にMojaveのインストールをしようとしたところ、USBのインストーラー(起動ディスク)を認識してくれなかった例です。
その際にはMacの電源を入れた直後にoptionキーを押し続けると起動ディスクとして認識できたり(画像3枚目)と、想定外のこともあれば取り返しの付かなくなる可能性も十分にあります。

ちなみにMacが2台あれば、もう一方のPCでUSBインストーラー(起動ディスク)の作成も可能なので、もしものことがあってもリカバリーできる可能性が高まります。
そのためできればCatalinaやMojave、Yosemiteなどのインストーラー自体のバックアップも取っておいたほうが良いでしょう。

私はMacbookPro(2013年製造)の初期化に失敗しそうになった時に、YosemiteのインストーラーとMacbookAir(2015年製造)があったことでUSB起動ディスクの作成ができ、九死に一生を得ました。

終わりに

Mojaveがいつまで使えるかは分かりませんが、私の事例をご紹介しました。
将来的にはCatalina以上にアップデートしなければいけないとしても、その時はPCの買い替え時&Adobeのサブスクを検討するとします…!