こんにちは。今回ご紹介するのは、私がWebサイトを作った時に、同様のコンテンツを提供するiOS、Andoroidアプリを作ろうとした時のお話しです。

漠然とアプリを作りたいと思っていて、何から調べたら良いかわからない。という人には参考になる記事かもしれません。明確に方向性が決まっている人には不要な情報だと思います。

結論から言うと、私の個人サイトのアプリ開発は開発コスト・収益的に難しいという考えになりました。

目的

  • Webサイトと類似したサービスのiOSアプリやAndroidアプリを作れるかの判断をする。
    ※理想としてはWebサイトのコンテンツをそのままアプリ化したい
  • アプリを作る目的は集客や収入が目的であり、アプリを作るメリットがあるか判断をする。

事前調査

アプリを作るのは現実的か判断をする

アプリを作る目的は人それぞれかと思いますが、集客や収入を見込むためのものならば事前の調査を入念に行うべきかと思います。

まず前頭として、iOSアプリやAndoroidアプリのようなApple StoreやGoogle Playを通してダウンロードするアプリをネイティブアプリと呼びます。

そのネイティブアプリの契約には以下の料金が掛かります。

iOSアプリ → 年間約1万円の契約料が必要
Andoroidアプリ → 初回契約時のみ約2,500円を払う

これだけで収益目的の人はアプリを作ろうという考えが大分変わるのではないでしょうか。
勉強のためにネイティブアプリを開発する!という人は別にアプリに登録する必要はありませんし、収益が目的ならばiOSの年間契約料1万円はかなりハードルが高いと思います。

日本ではスマホのシェアはざっくりとiPhoneが4割、Androidが6割だそうなので、iOSを除外するとターゲットユーザーがかなり減ってしまいますね。

またこちらはネットの情報なので信憑性は不確かですが、ネイティブアプリはWebと違い検索による自然流入はほとんど見込めないそうです。
そのため特徴的なジャンルでない限り新規ユーザーの獲得は難しいとのことです。

例えば賃貸サイトなんかは情報としてはWebだけで事足りますから、ユーザーにアプリをインストールしてもらってまで使ってもらう必要はあるのでしょうか?

大手企業ならまだしも、中小企業が賃貸アプリを作っても開発コストを回収できるかどうかを考えると中々難しいかもしれません。個人サイトなら尚更ですね。

ただネイティブアプリはWebの検索順位のようなSEOに左右されない面もありますから、そこの強みの面も多少あるかもしれませんが、サービス内容次第とも言えますね。

ネイティブアプリの作り方を調べる

今も昔もiOSアプリやAndroidアプリを簡単に作れるかというと、そうではないかと思います。
プログラミング言語をある程度学んでいる人でないと作るのは困難でしょう。

プログラミング言語はiOSはswift、objectiv-cが主流で、AndroidはJavaが主流です。
二つのネイティブアプリの開発を行えるクロスプラットフォームの言語もありますが、どちらにせよHTML・CSSを少し触れる程度ではかなりハードルが高いと言えます。

しかし2020年現在ではネイティブアプリとは異なるPWAという仕組みをGoogleが開発しました。
これはWebページをネイティブアプリのように扱うためのものです。
https://www.webprofessional.jp/what-is-the-attention-project-pwa-by-google/

当記事では調査不足なので深く追求はしませんが、Webサービスをアプリ化するほどではないと考えていたユーザーにとっては非常に導入しやすい仕組みになるのではないでしょうか。

単純に言うとスマホのホーム画面にアイコンを設置してワンクリックでサイトを開いてもらいたいだけならばPWAだけで十分になるかもしれない。ということです。
作り方によってはGoogle Playに登録することも可能らしい?

私も今後調べていきたいと思うので、その際はPWAの導入と合わせて記事にできればと思います。

まとめ

  • ネイティブアプリは開発コストが高いので導入のメリットを考える必要がある。
  • iOSアプリは年間契約料1万円を払うだけのメリットがあるか考える必要がある。
  • 昨今ではPWAというWebサイトをそのままアプリ化するような方法が可能。