こんにちは。Webデザイナー/フロントエンドエンジニアのもりょーと申します。
この記事では私がプログラミング学習のpaiza(パイザ)ラーニングを利用して、Laravelを勉強した成果と感想をご紹介します。
この記事を読む前の参考として、私自身の当時のスキルをざっくりとお伝えしますと以下のようなスキルです。
- HTML/CSSは不自由なく書けてレスポンシブサイトが作れる。
- PHPの短い構文なら書けるが複雑なものは書けない
- MVCモデルのVCしか触れたことがない
- PHPフレームワークのCodeIgniterを使用した実務経験あり
また、Laravel学習の前に同じくPaizaの基礎PHPプログラミング学習を完了してあります。
そちらも記事にしているので、よろしければご参照ください。
【paizaラーニング】PHPプログラミング学習の感想・レビュー
総評・勉強成果
- LaravelのMVCの流れを理解できた
- Laravelのファイル構成やBlade、Eloquent、ルーティングなどの処理を学べた
- 動画閲覧→演習の流れで行うため、実際にどのような流れでコードを書いているかが分かりやすい
- サブスクの有料で一月約1000円掛かるが、教材本によくある実行環境の準備がないため作業がしやすい
箇条書きで書くと以上のような感想でした。
講座ではWeb掲示板の機能を作る流れで学んでいくのですが、マイグレーションやルーティングなどもその流れの中で学習していきます。
Bladeテンプレートなどの書き方も学べるので、Laravelを初めて書く人にとっては分かりやすい教材ではないでしょうか。
ただ、オブジェクト指向などのプログラミング(PHP)の基礎部分はLaravelの講座では解説されないので、基礎が疎かだとついていけない部分も出るかもしれません。
※最終的に作るWeb掲示板
※演習課題の見た目
Q : 企業の研修教材に向いているか?
私が新人の教育担当をするならば、個人的には勧め難いです。なぜならアニメ・ゲーム調だからです。
教材としては非常に分かりやすいし身になると思うのですが、講座の動画で女性キャラクターがアニメ声で「やったね!パチパチパチ〜♪」と結構な頻度で喋ります。
(※注)画像です。
また講座を進めていく中でRPGのキャラクターが成長していくような要素もあります。このような要素は勉強を楽しくさせる要素の一つなので、好きな方は好きだと思います。
またLaravel講座ではないのですが、PHPの基礎講座のほうでは「ゲームのアイテムや武器・職種」をデータのサンプルとして扱っていました。このようにPaizaはゲーム色が強いですね。
以上のことからゲーム系会社ならまだしも、その他IT企業の新卒教育でPaizaを新人研修の課題として勧めるのはちょっと難しいかもしれません。
Q : PHP初級者におすすめできるか?
企業ではなく個人利用ならば非常に良い教材だと思いますが、先述でも触れたようにオブジェクト指向などのプログラミング(PHP)の基礎部分はLaravelの講座では解説されません。そのため最低でもプログラミングの基礎を理解しておくことは必須でしょう。
paizaのPHP基礎講座を学んだ感想はこちらの記事で紹介していますのでご参照ください。
終わりに
私はこれまでフロントエンドのコーダーだったので、正直オブジェクト思考は得意ではありません。そのため今回のLaravel学習は中々難しかったです。
講座の中では全てのコードを一から全て書くわけではないので、結局コードの流れが理解できない部分はコードを何度も模写してみたりと、自分なりの工夫は必要でした。
あとはやはりプログラミングは自分で動かして理解していくものだと思うので、エラーが出ても良いから色々と書くことが重要だと思います。
私自身Laravelをより深く理解するために、自分が作ろうとしているサービスにLaravelを利用したいと思います。